終戦記念日 2012

終戦記念日、高度成長期に生まれた私は、あまり意識したことがない。
2012年ももうすぐ、終戦記念日がやってくる。


2012年の終戦記念日は、今までものとは少し受け止め方が違う。
終戦記念日を迎えたことで、戦争も終わったのだが・・・。


2012年、戦争のとらえ方がいつもの年とは、いささか違う。


私ごとでありますが、昨年実祖母を亡くしました。祖母は、98歳でこの世を去りました。
お察しの通り、戦争を生き抜いてきた人です。


旦那さまを、戦争で亡くしました。私の祖父にあたります。
二人の間には男の子が一人いました。私の父です。父が、3歳の時だと聞いています。


祖母は、よくいう女手一つで父を育てました。
戦争の中をくぐり抜け、生き抜いてきたんでしょう。

よほど厳しい世の中を生き抜いてきたんでしょうね。多くを語ってはくれませんでした。
毎年訪れる終戦記念日を、どんな思いで迎えていたのでしょう。

正直もっと早く戦争が終わっていれば、旦那さんをなくすこともなかったかもしれないと思ったこともあるでしょうね。
決してそのようなことを口にしたことはありませんでしたが・・・。


毎年7月か8月には、必ず靖国神社へ、おじいさんに会いに行くんだと出掛けていましたが、
どんな思いだったのでしょう？


気持ちをきくことすらできませんでした。もっと歩みよって聞いてあげるべきだったと今改めて思います。


終戦記念日に思うこと・・・みなさんも考えてみませんか？

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